日立の洗濯機のF53エラーを解消した

  • 2022-08-05
  • 2022-08-05
  • 雑記

購入してそろそろ6年がたとうとしている日立のドラム式洗濯機「BD-S8800L」。

DINKS時代は週1-2回、3年前に上の子が産まれてからは2日に1回、去年2人目が生まれてからはほぼ毎日回しています。

寝る前に回して朝、乾燥まで終わるので大変重宝していたのですが、去年辺りからだんだんと乾燥時間が長くなり、乾きが悪くなり、最近ではF53のエラーが出て「そもそも乾燥がはじまらない」という状態で大変困っていました。

インターネッツを叩いてみると、同じエラーに困ってる方が多く見受けられるので、今回は、そのF53エラーを解消した方法を紹介します。

どなたかの役に立てば幸いです。

まず試した方法

ネットで調べて、乾燥フィルターの掃除をしました。

乾燥フィルターだけでなく、その奥の手が届く範囲もホコリを取りました。

次は、電源プラグを抜いて電源を入れ直す。

他にも、ドラム内のフィルターのつまりの除去、排水フィルターの掃除など試してみました。

自動の乾燥ではなく、乾燥時間を手動で指定したり、洗濯・乾燥を一気にするモードなら動いたりもしたので、だましだまし使ってみました。

しかしいずれも根本的解決につながらず、F53エラーが出続けたり、全く乾かない、途中で止まってしまうということが続きました。

そうだ、修理をお願いしよう

できる限りの対処をしてもダメだったので、これは基盤系の故障かな?ということで日立の出張修理の方に来ていただくことにしました。

買い替えも視野に入れましたが、買い直すとなると20万以上はかかるので…。

とはいえ、公式の修理費用目安から10万弱の出費は覚悟していました。

修理のおじさんが来て直してくれた

ものの一時間で直り、乾きも良くなりました。

そして、驚きの料金…たったの6,050円

私が掃除した乾燥フィルターの更に奥の方のつまりを解消したとのこと。

素人には扱えない部分の掃除のようです(強引に開ければできると思いますし、実際分解して掃除してる人のブログもありますね)。

支払いもその場でクレジット払いができました。

2016年に買った洗濯機ですが、これだけの掃除で新品の頃のようなパワーを取り戻しました。あと5年は頑張ってくれるといいな。

またお願いしよう。

満足満足。

※今回の原因は詰りだったのでこの価格、時間ですが、基盤が壊れていたらメーカーの参考価格程度かかると思われますので、あくまでも一つの事例として捉えてください。また、直らなくても・直さなくてもメーカーの方に来ていただく手配をすると出張費がかかるようです。

まとめ:家電のメンテナンスはこまめにしたい

修理が終わったあと、ふと思いついて浴室乾燥機のフィルターも掃除してみたところ、送風のパワーがめちゃくちゃアップしました。

最近浴室干しした洗濯物が生乾きだったり、やけに臭い理由は湿度が高いからでもなく、干す量が多いからでもなく、干し方が悪いからでもなく、単にフィルターの目詰まりで送風がうまく行ってなかったからだったみたいです。

今回の修理を通じて、家電のメンテナンス(特にフィルター)って大事なんだなあと思い知らされました。

エアコンのフィルターもそろそろ掃除しないとな…

昨今話題のSDG’sや主婦の永遠のテーマである節約を実践する…となると、なんとなく「新しくやること」に目が行きがちでしたが、今あるものをメンテナンスして長く大切に使うのが一番の近道なんだなと改めて気付かされました。

おまけ:アフターサービスへの考え方が変わった

今回の件で、日本の家電の耐久性の高さと修理サービスが行き届いている点の凄さを実感しました。

今まで「アフターサービス=販売時の謳い文句」程度にしか捉えていませんでしたし手続きが面倒くさいので使おうとも思っていませんでしたが、今回修理して新品みたいに動くようになった洗濯機になんだか愛着が湧きました。

メーカーの製品に対する愛や責任みたいなものもなんとな~く感じました(思い込みかもしれないけど)。

今はネットで安い廉価品の家電も買えますが、私個人としては製品を長く使い続けてもらうためのアフターサービスにも力を入れている企業を応援したいなと思うようになりました。

そういえば、若い頃に買ったバーバリーのコートはすごく高かったですが、安く修理に応じてくれるのでなんだかんだ今でも着ています。

値段には「ブランド料」だけでなく、長く使い続けてもらうためのアフターサービスを前提とした責任や愛情みたいなものも含まれているのかもしれませんね。。

ものに真摯に向き合っていて誠実で素敵。

おしまい。