炊飯器の玄米モードでねっとり甘い焼き芋をかんたんに作る方法&コツ

焼き芋が大好きです。

どのくらい好き勝手言うと、このくらい好きです。

  • わざわざ川越や土浦に出向いて焼き芋を食べる
  • 都内の焼き芋マップ作って巡る
  • ふるさと納税で届いたさつまいも10kgを1ヶ月で食べきる
  • 一泊二日のキャンプで焼き芋1.5,kgを食べきる

焼き芋を家でも食べたくて電子レンジを使う方法やガスグリルを使う方法、オーブンレンジを使う方法など様々試しましたが、仕上がりに満足できなかったり手間や電気料金がかかったりとなかなかしっくり来ませんでした。

家庭にあるもので手軽に味を再現できないことに悩み、つぼ焼き芋の壺や、業務用の焼き芋機を買うか検討していた折に。「炊飯器の玄米モードでねっとり焼き芋が作れる」ことを知りました。

やってみたところかなり良く、いまではこの方法で大量に焼き芋を作り毎日食しており充実した日々を過ごしています。

なので、私みたいな人のために炊飯器焼き芋の作り方を写真つきで紹介します。

炊飯器で焼き芋をつくるメリット

作り方の前になぜこの方法が良いかを紹介します。

失敗しない

電子レンジやガスグリルなどの場合、芋の大きさに合わせて火力や時間を調整する必要があります。

火力が強いと、焦げたり水分が飛んでカチカチになったり、外はホクホクだけど中まで火が通ってなかったり、火が通っても早く火が通り過ぎてねっとり甘くならなかったりします。

火力が弱いと、規定の時間焼いても生だったり、ねっとり甘くなるまでに時間がかかりすぎたり(電子レンジを長時間占拠されると困る)。

炊飯器なら芋を放り込んでボタン押すだけでオッケー。ホクホクねっとりの焼き芋ができます。

他の方法と違い「蒸す・茹でる」に近い調理方法なので焦げることもありません。

安全に調理ができる

美味しい焼き芋作りに欠かせないのは、じっくり、ゆっくりと火を通すこと。

しかし、ガスグリルやオーブンなど火や熱が出る方法の場合、ケガや火災のリスクが高く、調理中にその場を離れられないのがストレスです。

長時間火をつけっぱなしにしたり、オーブン本体がものすごく熱くなる状態で1-2時間加熱をし続けますので引火が怖いですし、国民生活センターには電子レンジで調理したさつまいもが発火した事例が報告されています。

その点、炊飯器だと通常お米を炊くのと同じなのでとても安全で安心。本体は温まるものの、基本的に水蒸気が出るだけなのでガスやオーブンに比べると安全です。

電気代がやや安い

うちの電子レンジの場合、1330〜1450W。

炊飯器は1100W。やや安い。

IHジャーなのでワット数高めですが、マイコン式ならこの半分くらいだそうで。

この程度なら誤差の範囲かもしれませんが、いずれも2時間近く加熱を続けるので少ないに越したことはないです。

他の家事に障らない

電子レンジとの比較になります。

炊飯器は別に2時間でも3時間でも芋を炊いていてくれて構わないんですが、電子レンジはそうはいきません。

ご飯の準備に電子レンジをフル活用しますので、焼き芋をするタイミングを見計らう必要があります。

ガスグリルの場合も、ご飯のメニューが焼き魚だったりすると同じことがおこりますね(うちは焼き魚率高い)。

大量に作れる

炊飯器に入るだけ大量に作れるのがいいです。

オーブンやガスグリルの場合、ぎっしり並べると火が入らなかったり調理時間が伸びたり、そもそも庫内にそんなに入らないことも。

手持ちの炊飯器にもよりますが、他の方法よりは失敗なく大量の焼き芋が作れるので炊飯器の強みと感じています。

炊飯器を使った焼き芋の作り方

魅力を語ったところでここからは作り方を紹介します。

ネットで作り方を探すといろいろ出てきますが、それらを参照して私なりにベストな方法を見つけました。

方針は「手間を掛けない」「ねっとり」です。

炊飯器の釜で芋を洗う

洗います。長すぎるのは折ります。

ここで塩水に1時間つけるという方法(甘さが際立つ)もあるらしいですが、私は炊くときに塩を入れます。

水と塩を入れる

芋の半分くらいの量水を入れます。↑の写真では3合の目盛の分量水を入れました。

水を入れたら塩を入れます。水が3合のとき、塩は小さじ1入れています。

塩を入れることで、塩スイーツよろしく甘さが引き立ちい感じになります。

玄米モードで炊く

ねっとり好きさんはゆっくりと火を通す玄米モードがジャスティス。

普通の炊飯モードでも美味しいです。ホクホク系。

オーブンで10分焼く

ここからがスペシャルテクニック。最後にオーブンで焼くんです。

ネットリ感が増すだけでなく、何故か蜜が溢れてきます。

皮に焦げ目が付き香ばしさが増すので、焼き芋屋さんの焼き芋の風味になります。

芋と皮のあいだのフカフカ感が出て個人的な好みに仕上がるのも好き。

これが炊飯器で炊いただけの状態。

10分間オーブンで焼いたあとはこちら。

ねっとり具合が増しているの、わかりますか?

多く作ったぶんは冷凍

ジッパー付き袋に入れて冷凍しておけば、長期保存もできます。

レンジで数分でいつでも焼き芋屋さんの焼き芋が食べられる幸せ…

シルクスイートや紅はるかなどのネットリ系は、半解凍や冷蔵で食べるとスイーツのように美味しく食べられます。

美味しい焼き芋を家で作るポイント

たくさんの焼き芋を食べ、トライアンドエラーを繰り返した結果の、私なりに家で美味しい焼き芋を作るポイントなのですが…

「芋選び」と思っています。

作り方を説明しておいて「芋かよ!」って感じですよねw

というのも、美味しい芋は雑にレンチンしただけでもうまかったり、うまい作り方をしても美味しくない焼き芋ができたことが何度があったり、同じ作り方をしてもできあがりにムラがあったり…と言う経験を通して「やっぱ素材か」となりました。

ただ、同じ芋なら手間かけたほうが美味しくなるのは事実なので、上記の作り方で作るようにはしています。

なお、個人的に一番好きなのは近所で売ってる寝た芋.comの芋です。

サイズ感、味ともにベスト。子供も大好き。

たまにしかお会いできないので見かけるたびに買ってます。

公式では芋けんぴや干しいもは売ってるんですけど生の芋は売ってない模様。売ってくれたら20kgくらいは買うんだけどな…

以上!美味しい焼き芋づくりについてでした!

ぜひ皆さんもお試しください♡

今日も大量に作ったぞーう!明日から楽しみだ!わくわく