いらない香水をリードディフューザーにした

子供が生まれるにあたり、不用品の処分…流行り(?)の言葉で言えば断捨離を行いました。

色々捨てたのですが、その中でも要らない香水をリードディフューザーにしたのがとても良かったので紹介します。

お店でリードデフューザーを購入すると結構高いのですが、これなら不用品の処分をしながら低コストで好きな香りを楽しめるので、とてもオススメです!

香水の蓋を開けて竹串を刺すだけ

割と知られている方法かもしれませんが、フタを開けて上から竹串を数本刺すだけ。

できれば竹串のとんがっている部分はハサミで切っておくと良いです。危ないので。

毛細管現象で香水が竹串に吸い上げられ、空気に触れている部分から蒸散するしくみです。

はじめは香水がすぐに吸い上げられず香りがしませんので、一度刺して香水を竹串につけて、ひっくり返して刺し直すとすぐに香りが漂います。

専門の「ラタン」という棒を買えばもっと香りが早く強く広がるようです(棒の中の穴が多いためより多くの香水が蒸散する)。

欲しい方はそちらを買われるとよろしいかと思いますが、上下を差し替えれば香りはすぐ広がるので、竹串でも十分ではないかと思います。

濃度の高いもの・香りが強い場合は無水エタノールで調整

「香水」は香料の濃度に応じて

パルファム(15〜30%)>オードパルファム(10〜15%)>オードトワレ(5〜10%)>オーデコロン(2〜5%)

と名前がついており、もしオードトワレよりも濃い香水で試されるようでしたら、無水エタノール(薬局で売ってます)で希釈して使いましょう。

なお、アロマオイルで作るリードデフューザーは大体オイルを5%の濃度に希釈するそうなので参考まで。

※無水エタノールは80%の水溶液になるように水で薄めると、アルコール除菌スプレーが作れて掃除でも活躍します!我が家は冷蔵庫の中や、肉を切ったまな板などをこのスプレーで除菌しています。

水で薄めるのはNG

水って腐るんですよね。

50mlの瓶に5本竹串を刺して、半月で1/4くらい減ってきていますので、多分2ヶ月くらい待つ見込み。

なので、結構長い期間置いておくことになります。

水で薄めると水が腐ってしまい衛生的に良くないので、無水エタノールで薄めるようにしましょう。

減りが早い時にはベビーオイルか、グリセリンを垂らす

香水の減りが早いなーと思ったら、表面にベビーオイルかグリセリンを垂らすことで、水面からの蒸発が抑えられ、長く持つようになります。

ベビーオイルは体のケアに、グリセリンでは手作り化粧水が作れたりするので、万が一不要になっても使い道はあるかも。

さいごに

産前産後に家の中を片付けてからは、今使うものしか家に入れない生活を心がけており、過去収集したものを絶賛処分中です。

しかし、今家にあるものは過去何かしら縁や思い入れがあって手元にあるはずなので、捨てるにしてもただ捨てるだけでなく、モノの役割をまっとうさせて、身の回りを整えていけるとベターかな、と。

モノの役割を全うさせることを意識して、何かを家に入れる時に「モノに失礼のないように使い倒せるか」と考えるようにすることで、不要なモノが家に入ってきにくくなるようになると思います。

子供たちの未来のためにも、使い捨て生活にならないよう気をつけたいものです。

おしまい。